戦禍の続くウクライナから東京都狛江市に避難してきた女性が21日、市役所での記者会見に出席した。決死の脱出行を振り返り、日本にたどりついてから多くの支援を受けたことへの感謝の思いを語った。
ドウバシュ・マリアさん(71)。ウクライナ中南部のザポリージャから逃れ、市内に住む娘リセンコ・ナタリアさん(42)のもとで避難生活を送っている。
ザポリージャは激戦地の南東部マリウポリに近い。多くの人が避難してきて、マリアさんの次男が働く小中学校はシェルターとなった。街では食料や医薬品が足りず、スーパーや薬局には空の棚が目立っていた。
長い長い旅の末、たどり着いたのは言葉も通じぬ異国の地。気落ちする母のため、娘はあることを思いつきます。
マリアさんは3月12日に自…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル